2010.04.20
フナです。
『犬の会話―公園にて―』
犬A
「おい。」
犬B
「ああ。ボブさん。おひさしぶりです。」
犬A
「おう。元気かゴンザレス。」
犬B
「はい。元気っす。」
犬A
「そうか。でもどうした。浮かない顔だな。」
犬B
「そうなんすよ。最近ここの…胸あたり…ちょっといたいんすわ。」
犬A
「そうか。乳首あたりか。」
犬B
「いや乳首あたりじゃないっす。…この…胸あたりの…」
犬A
「どれ…見せてみろ。…ここか。」
犬B
「あ、はい。…いや、もうチョイ上のやつで…」
犬A
「ここか。こうしたらいいのか。」
犬B
「…はい、でもボブさん、もういいすわ。よくなりましたわ。」
犬A
「え、ああそうか。しかしここだろう。こうしてこうだろう。」
犬B
「…もういいすよボブさん。」
犬A
「いや、もっとこうで…ねえ。ここら辺だ。」
犬B
「……。」
犬A
「やっぱりここだ。さて…もっと鼻を近づけてもいいかな?」
犬B
「やめろコラ。このガチホモが。」
犬A
「え……。」
犬B
「まじでないっすわボブさん。ボブさんガチホモやないすか。」
犬A
「……。」
犬B
「残念すわ。まじで。最低すわ。」
犬A
「……。」
犬B
「最低すわ。」
犬A
「……ほんとにごめん。」