2011.02.03
ふなです。
『鮫』
息子
「父上、ペットを飼ってもよいですか?」
父
「見せてみよ。」
息子
「これです。」
父
「なんだ?」
息子
「鮫です。」
父
「馬鹿もの!陸上で鮫など飼えるものか!」
息子
「もう名前もつけております。『パーマン』です。」
父
「『パーマン』だと!?駄目だ!いますぐ海へ返すんだ!」
息子
「それは鮫の、動物の環境適応能力への過小評価です。」
父
「何だと!?」
息子
「人間の優位性を暗に主張する、あなたの態度が傲慢だといいたいのです。」
父
「貴様!親にむかってなんて口の聞き方!」
息子
「ほら、ごらんなさい。鮫の腹を突き破り、足が生えてきております。まさに環境に適応しようとしているのです。」
父
「止めろ!腸が飛び出ている!!」
息子
「人間、動物それぞれに自然のあり方は違います。同じく幸福のあり方も違う。鮫の幸福が父上にわかるのか?さあ、裁判官こちらへ!」
父
「裁判官だと!?」
裁判官
「被告人の罪は何かね?」
息子
「はい。父上は週3のペースで女子高生に淫行しております。」
裁判官
「死刑!お前死刑!」