2013.07.07
ふなです。
今日は病棟の楽しい仲間(患者)達を少しだけ紹介。
1、あだ名 エンポリオ少年
病棟の一番端の部屋にいる少年。
超スローで歩きながら、「こんにちは…」とみんなに挨拶し、病棟内をさまよう。
せっかく挨拶しているのに、声があまりに小さすぎる為、周りの音にかき消されて聞こえない。
発する負のオーラが異常、病棟のシンボル。
2、あだ名 新人
この前入院してきた新人、俺と同室。
色々な病気が併発しているくせにおしゃべり好き、アニメ好き、フィギュア好きの中年、派遣切りにあったばかり。
帽子が好きだからという理由で、病室でも常に帽子をかぶり、寝るときもジーンズスタイル。
その無意味なオリジナリティが鬱陶しい。
3、あだ名 にせ長崎
おしゃべり大好き、おしっこのとき、ズボンとパンツ全部下げる。
先日同じ病室の患者とケンカし、眼鏡が割れて落ち込む。
昔行った新婚旅行は長崎だったが、名所は一切まわっておらず、
何しに行ったかも覚えてないくせに、知ったかぶりする、今年80歳。
4、あだ名 身寄りなし
夕方あたりになると、病棟に設置してある電話ボックスに出没するじいさん。
お金を入れ何度も電話をかけるが誰にもつながらない。
何度か繰り返した後、そのお金で缶コーヒーを買って病室に帰るのが日課。
5、あだ名 スナフキン
みすぼらしい服装のじいさん、瞳が濁っている。
休み時間にナースと一緒に、七夕の短冊に願い事を書くのが最近の日課だが、
手が震えすぎて何を書いているかわからず、願い事が読めない。
※過去の私のついーとより。
また、「新人」は入院生活が二週間となり、もう「新人」ではなくなった。今は「松本さん」だ。